第81回  問題 (11月12日〜12月4日) 
図のように、半径12 中心角90度の扇形OABと、Cを中心とする半径5の円が、
2点D,Gで接し、2点E,Fで交わっています。(OE > OF)
このとき 三角形DEFの面積 と 三角形EDGの面積 の比を簡単な整数比で表してください。

OGと点Cを中心とする円の交点のGでない方をHとします。


OH=OG-10=2
CからOBにおろした垂線の足をJとし EJ=JF=xとすると
方べきの定理より OH×OG=OE×OF=(OH+x)(OH-x)から 2×12=(5+x)(5−x)
x=1

三角形OFD=○4 とすると 三角形DEF=○2
三角形ODC=○5

OC:CG=7:12を使うと
三角形ODG=○5×12/7=○60/7
三角形EFG=三角形OED×12/7=○6×12/7=○72/7
三角形EDG=三角形ODG+三角形OEG-三角形ODE=○60/7+○72/7−○6=○90/7

よって 三角形DEF:三角形EDG=2:90/7=7:45