第70回  問題 (12月5日〜1月4日) (中学生のレベルの問題です)


正方形ABCDと正方形PQRSが同じ円に内接しています。ADとPQの交点をE ADとPSの交点をFとします。
AP:AQ=1:√2のとき AE:EF:FDはいくらになるでしょうか。

解答

四角形AQDPを考えます。
弦ADに対する中心角が90°ですから弦ADに対する円周角である∠AQD=45度
弦PQに対する中心角が270°ですから 弦PQに対する円周角である ∠QAP=135度となり
四角形AQDPは等脚台形であることがわかります。

すると容易に上の青で表示した長さの比がわかりますから 三角形APEと三角形DQEが相似で相似比は1:3
よってAE:ED=1:3となります。

同様に 四角形PASDも等脚台形であることから

容易に上の青で表示した長さの比がわかりますから 三角形PDFと三角形SAFが相似で相似比は1:2
よって AF:FD=2:1となります。

以上より AE=1/4AD FD=1/3AD から EF=(1-1/4-1/3)AD
AE:EF:FD=1/4:5/12:1/3=3:5:4となります