第5回  問題 (4月5日〜5月4

下の様に格子状になった道をAからBまで進みます。交差点から次の交差点までの距離は10mです。みっちがこの道をあるいたところ
110m歩いてようやくBに着きました。みっちは交差点(たての道と横の道の交点)でしか、進む向きを変えません。
みっちがAからBまで進む方法はいったい何通り考えられるでしょうか。

解答
次の2つのケースが考えられます
(1)←に進むとき
→を7つ↓を4つ並べます。その次に2番目から6番目にでてきた→を←にかえるのです

たとえば→→→↓→→↓→↓→↓ならば→→↓→→↓→↓→↓のようにするのが考えられます。
矢印の並び方が11!÷7!÷4!=330通りで→を←に変える方法が5通り 330×5=1650通り
ところが→→→↓→→↓↓↓←→のようなときは90m進んですでにBについているので
→を5つ↓を4つ並べる方法を除きます これが9!÷5!÷4!=126通り
よって1650-126=1524通り

2)↑に進むとき
→を5つ↓を6つ並べます。その次に2番目から5番目にでてきた↓を↑にかえるのです

たとえば→→→↓→→↓→↓→↓ならば→→→↓→→→↓→↓のようにするのが考えられます。
矢印の並び方が11!÷5!÷6!=462通りで↓を↑に変える方法が4通り 462×4=1848通り
ところが→→→↓→→↓↓↓↑↓のようなときは90m進んですでにBについているので
→を5つ↓を4つ並べる方法を除きます これが9!÷5!÷4!=126通り
よって1848-126=1722通り

合計3246通り となります。