第61回 算数問題 (3月5日〜4月4日)
辺AB CD DAが鏡になっている正方形ABCDがあります。
点Bから発射した光が図のように反射して辺BC上の点Sに達しました。
このとき 光が交差した点をTとすると BT:TP=2:3であったそうです。
このとき正方形ABCDと四角形PQRTの面積比はいくらになっていますか。
信三さんの解答
Tを通ってADに平行線を引き辺AB、CDとの交点をそれぞれE、Fとすれば、
三角形TEB,TFPは相似で相似の比は2:3。
線分EBの長さを2a、TEの長さを2bとすると、FP=3a、TF=3b。
三角形TEB、TER、QDPは合同。三角形TFP、QARは合同。
正方形の一辺の長さは、aを単位にすると7a、bを単位にすると5b。
正方形から線分EFより下の長方形と4個の三角形の面積を引くと
(axcを単位として)35−10−9−4=12。従って、答えは 35:12。
ほげ の解答
同じ角度にしるしをつけました。
BT=Aとすると 三角形BTSは二等辺三角形ですから TA=A
三角形BTRは二等辺三角形ですから RT=A
よって RS=C
また 四角形PQRTは平行四辺形ですから PQ=A QR=Bであることがわかります。
PC=5とすると三角形BCPと三角形QDPが相似であるから PD=2
DQ=2とすると 三角形QDPと三角形QARが相似であるから QA=3 AR=3
三角形AQRの面積を9とすると 三角形PDQの面積は4 台形 ARPQの面積は 25
よって 三角形PQRの面積は 25−9−4=12
平行四辺形PQRTの面積は 12×2=24
正方形の面積は 70となるので 24:70=12:35 となります