第43回 算数問題 (8月5日〜9月4日)
下の図のようにAB=AC=8cm BC=6cmの二等辺三角形があります。
辺AB上に AD=5cm 辺BC上にCE=2cmとなる点D,Eをとります。
AEとCDの交点をPとするとき AP:CPを簡単な整数比であらわしてください。
解答今回の図は 実はとっても正確です(*^_^*)
△BDEの面積を12とすると △CDEの面積は6
△BCDの面積は18となるから △ACDの面積は30
よってAP:PE=△ACD:△CDE(CDを底辺と考えた)=30:6=5:1…@
同様に△ADEの面積は20 △ABEの面積は12+20=32 であるから
△AECの面積=16となる
よって DP:PC=△ADE:△ACE(AEを底辺と考えた)=20:16=5:4…A
メネラウスでも出るけど こうやっても出ることに最近気がついた(遅い?)
説明のために書いたけど角B=90度の振りをすると
△ADE=1/2×5×4 △ACE=1/2×2×8 より20:16のようにすぐ出るので気に入っている。
△ABEと△CBDで
AB:BE=8:4=2:1 CB:BD=6:3=2:1 角ABE=角CBD(同じ角)より △ABEと△CBDは相似で相似比が 8:6=4:3
よって AE:CD=4:3…B
AE=1とすると @から AP=5/6
Bから CD=3/4 Aから CP=3/4×4/9=1/3
よって AP:CP=5/6:1/3=5:2
AC=8cmは実は不要です。