第14回  問題 (2月5日〜3月4日

辺ABと辺DCが平行な台形があります
辺DCの長さは辺ABの長さの半分です。
三角形ABCは直角二等辺三角形となっています。
Bから辺ADに垂線を下ろしその足をHとします。
このときBHは対角線BDの長さの何倍となっているでしょうか。

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解答 下の図のように正方形の2つの辺CE,AEの中点D,E結ぶ時に交点Pが
実は上の図の点Hになっていることがわかります。
上の図のHを下の図のPで読み変えて読んでください。

このとき 相似な直角三角形たくさん見つかりますが、その直角をはさむ2辺の比は1:2ですから
三角形APFでPF=1とすると AP=2 
三角形EPAで AP=2より BP=4
BD=BF=4+1=5となりますから BHは対角線BDの4/5倍となります。

所で、このときDP=AD-A=5-2=3となります。
三角形BPDは3:4:5の直角三角形になっているんですよね びっくりしました。(~_~;)


別解 
AB=2とします
三角形ABD=1/2×2×2=1/2×AD×BPから AD=AB=√5を代入して
BP=(4√5)/5 より BP=4/5BDとなります。



Banyanyanさんの解答 図形は同じ処理をしてますがその後の比の出し方がいいなあ
と思ったので掲載いたします


CDを延長して、AからCDに垂線を下ろし、その足をEとすると
四角形ABCDは正方形である。
△ADEと△BDCは合同(証明略)。また、
∠EAH+∠HAB=∠HAB+∠HBA=90°、∠E=∠A=90°より、
△BFAも合同。△BAHは相似。
AF=ED=CD=1/2AB
BF=AD=BD

解き方@
BH:FH=△ABDの面積:△AFDの面積=正方形ABCD×1/2:正方形A
BCD×1/8=4:1
よって、BH=BD×4/5

解き方A
AH:BH=CD:BC=1:2
AH:DH=△ABF:△BFD=正方形ABCD×1/4:正方形ABCD×3/
8=2:3
よって、BH:BD=2×2:2+3=4:5


小杉原 啓さんの解答 図をかかなくてごめんね この解法は気が付きませんでした
勉強になりますねm(__)m

BD=AD。AD,BCを延長。交点をEとおく。凾`BH∽凾`EB∽凾aEH。
また、AB:BE=1:2より、AH:BH:EH=1:2:4。
BH:AE=2:5.BD=1/2AEより、BD;BH=5:4

Banyanyanさんの解答2
小杉原さんの延長のアイデアをパクってみました。
まぁ、単なる相似なんですが・・・

BHに平行な線分PQを図のXからYまで動かしてみます。
このとき、線分PQ(長さをLとおく。もちろんBD=Lです。)
のうち、ADより右側にある部分の長さをxとする。

PがXにあるとき、x=L
PがYにあるとき、x=0
ここで、PがBにあるときを求めればよいから、
BH=(L−0)×BY/XY=4/5L

ほんとうはこんなことしなくても、△AXY∽△HBYで済んでしまうんですが・・

中学迷探偵さんの解答

その1
△ABHと△DBCは相似なのでBH:BC=AB:BD, したがってBH*BD=AB*BC
両辺をBD*BDで割るとBH/BD=AB*BC/BD*BD=2*2/(2*2+1)=4/5

その2
△BCDの頂点Cから辺BDにおろした垂線の足をEとします。
△AHBと△CEBは合同、△CEB、△DEC、△DCBは相似であり、DE:EC=EC:EB=DC:CB=1
:2。
DE=1と置くとEC=2,EB=BH=4、DB=DE+EB=5
よってBH:BD=4:5 です。      中学迷探偵




みなさんのコメント集

A(0、0)、B(2、0)、D(1、2)とおくと、Hの座標は、(2/5、4/5)で、あとは、
BH**2=(4/5)**2*5=(4/5)**2*BD**2BH=4/5*BD

三平方でやっちゃった! →私はこれで確認しました

面積の関係から解きました。

元の図形が正方形であることはすぐに分かったので、あとは例によって
3:4:5の直角三角形を作りました。(というより、できましたと言った方が正しいですが...。)

結構、悩んでしまいました。

3:4:5の直角三角形には気づきませんでした。でも相似比で(相似は算数?でしたっけ)
なんとか解けました。別解のように数学だとさすがに易問ですね。

こんばんは!!中学受験の時期だけに、実験することで、何かに気付き、仮説を立て、
公式を作ってみて、もう少し大きな数字代入してみて、、、いけるぞ!!という瞬間が
最高にうれしいです。いつも、楽しく、ためになり、解きがいのある良問に感謝しております。
→実験仮説検証 というのが科学者としての基本ですね(~o~)

算数では解けていません →算数でもやってみてください^_^;

忙しいので、座標計算で片付けました。 (^^;#忙しくなくてもそうやったに違いない…

ADの延長線とBCの延長線の交点をEとする。3角形EABを考える。後は合同と相似。

BCとADを延長してみると、相似な直角三角形がたくさん現れて…としてみました。1:2:
ルート5の三角形と3:4:5の三角形の関連性といえば、前者の小さい方の鋭角:後者の
大きい方の鋭角=1:2あたりでしょうか。こう考えれば、今回の問題に3:4:5の三角形が
現れるのもナットク?

昨日、数学問題を解答した後、「中学への算数」の出題日であることを思い出し、そちらに
移動。もう算数問題の方はすっかり忘れていました。昔は「アル中ハイマー」だったのが
今では立派な「アルツハイマー」「ボケ」になりつつあります。

三平方の定理と三角形の相似を使って解きました。

想定解のように補助線を引いて考えました。正方形ということは先週の算チャレもあった
せいかすぐにわかりました(^^;

三平方で解いちゃいましたが、模範解答を見て、もう少し粘れば良かったと思いました。

正方形と相似でできました。小杉原さんと同じ方法でした。受験シーズンがきまして、
少し忙しくしていまして、すっかり、忘れていました。今年もよろしくおねがいします。