第13回 問題 (12月5日〜2月4日)
上の三角形ABCにおいてAB:BC=4:3 角CABの2倍と角ABCの和が90度 面積が168cm^2のとき
この三角形の3辺の和を求めてください
解答
図のようにACの延長線へBから垂線を下ろし足をPとします。
図の○と●のような角であることが確認できますから三角形ABPと三角形BCPは相似で相似比がAB:BC=4:3であることから
対応するBP:PCの比も4:3となります。 このとき三角形BCPは 3:4:5の三角形となっていることがわかりますから
CP=9xとすると BP=12x
三角形ABPも3:4:5の三角形なので BP=12Xより AP=16xとなりますから AC=16X-9X=7X
三角形ABCの面積=1/2×AC×BP=1/2×7X×12X=168 x^2=4 x=2となり
AB=20X BC=15Xから 周の長さは 20x+15x+7x=42x=84cm
解答2
角CAB=x とおく 角ABC=90-2x 角ACB=90+xとなる
AB=4k BC=3Kとすると 正弦定理から 4k/sin(90+x)=3k/sinx
sinx:cosx=3:4となり、これと (sinx)^2+(cosx)^2=1 x、y<90度 から sinx=3/5 cosx=4/5を得ます
面積の公式 1/2×4k×3k×sin(90-2x)=168より cos2x=2(cosx)^2-1=7/25を代入 k=10を得ます。
AB=40 AC=30から 余弦定理で AC^2=40^2+30^2-2×40×30×cos(90-2x)から AC=14
よって 40+30+14=84 となります
解答3
辺BCを延長して、点Aから垂線を下ろしてDとする。
二等分線の性質より
AD:DC=4:3だから、AD:DC:AC=7:3:5
点CからABに垂線を下ろしてEとすろと
△BCE∽△BAC で △BAC≡△EAC なので
DC:CB=7/2:25/2=7:25
(わたしはこれを理解するのに時間がかかりました。
途中計算は書きませんので皆さんも考えてください ほげ)
また、AB:BC=4:3
これらより、
AD::DC:AC:CB:AB=28:21:35:75:100
いま、AB=100とすると、△ABCの面積は1050になるが、実際は168な
ので、面積比は25:4である。したがって、相似比は5:2になる。
求める三辺の和は、
AB+BC+AC=(100+75+35)*2/5=84
解答4
∠A=∠BCDなる点DをAB上にとると△ACDは直角三角形。
各辺の長さの比を求めます。△ABC∽△CBDより、相似比は4:3
AB:BC=BC:BDより4:3=3:BD BD=9/4 よってAD=4−9/4=7/4
AD:BD=7:9 △ACD=168×7/16=147/2
また△ACDは4:3:5の直角三角形だから
(わたしはここが理解できませんでした。
途中計算は書きませんので皆さんも考えてください ほげ)
AC=aとすると△ACD=(a×3a/4)÷2=147/2より a=14
AD=14×5/4=35/2 AB=(35/2)×(16/7)=40
BC=40×3/4=30
三辺の和は 14+40+30=84
解答5
BよりCAの延長に垂線を引いて交点をDとする。
∠DBA=∠CBAなので、BD:DA=BC:CA=4:3
だから、DB=4b、DA=3b,BC=4a,CA=3aとおく
そうすると、AB=5bになる。
△DBCでピタゴラスの定理をつかって
(3a+3b)^2+(4b)^2=(4a)^2
これを整理すると
(a+b)*(25b−7a)=0
したがって、a:b=25:7
そこで、a=25、b=7とすると
AC=3a=75、BD=4b=28
だから、△ABCの面積は1050となる。
ところが、実際は168なので
面積比は、1050:168=25:4
すると、線分比は、5:2になる
求める3辺の長さは
AB+BC+CA=(3a+5b+4a)*2/5
=(35+100+75)*2/5
=84
解答6
CからABに垂線の足をおろし、交点をPとします。三角形APCをACで折り返
し、
Pの移動先をQとします。このときCQはBCと一直線です。
凾bPBと凾`QBは相似で凾bPB:凾`QB=9:16。凾bPB=18とおくと
凾bAQ=凾bAP=7。したがって
CP=CQ=(7/25)*CB=3*a*(7/25)(CB=3*aとおく)
CP:AQ=3:4、したがってCQ:AQ:CA=3:4:5でありCA=(5/3)*C
Q=(7/5)*a
凾bAB=(1/2)*4*a*3*a*(7/25)=168だからa=10となります。
よってAB+BC+CA=40+30+14=84です。