第3回 算数問題 (2月10日〜3月9日)
図1 AB=33cm BC=44cm CA=55cm 図2
図1のように、一辺が22cmの正方形の4すみから、各辺が3cm 4cm 5cmの直角三角形を切り落とします。
次に図2のように、図1の八角形を回転させて、5cmの部分が2つの直線(直線ABとAを通りABに垂直な直線)に接するように、
三角形ABCの右に置きます。
このとき、三角形ABCを秒速1cmで右に動かすとき、2つの図形の重なった部分が図1の図形の半分の面積になるのは何秒後
でしょうか。 (注 破線はABに垂直です)
答えが整数または既約分数で○/○で答えてください。2つ以上の解答があるときは、半角カンマ,で区切ってください。
図1の図形と図2の右の図形は同じ大きさです。
解答
下の図のように、回転した図形は一辺が26cmの正方形から、4つの直角三角形を切り取った図形になります。この図形は
正方形の中心に関して点対称なので、中心を通る直線によってのみ面積が二等分されますから、三角形ABCを右に動かすとき、
AC,BCが正方形の中心を通るときを求めると良い事になります。
ACが中心を通るとき x:13=3:4より x=39/4 39/4+13=91/4
BCが中心を通るとき 33+13=46
答え91/4秒 46秒
解2 (モルモット大臣 さんの考えを元に)
図のように直線の方程式をy=-4/3X+bとおく。直線y=4/3X+14との交点が(3/8b-21/4,b/2+7)
直線y=4/3X-68/3との交点(3/8b+17/2, b/2-34/3)から重なりの部分が230cm2であるように方程式を作る。
これを解いてb=5005/165=91/3となり、x軸との交点が3/4bより91/4と求まる。 (46の方は省略します)
解3 (有無相生 さんの考えを元に)
上と同様にx軸、y軸を書き込むと(13,13)を通る直線y-13=-4/3(x-13)が、2等分する直線になる。
y軸に平行で(13,13)を通る直線のx切片13、直線y-13=-4/3(x-13)のx切片91/4から答えを得る。