Langleyの問題
タイプ5
a=b かつ c+2d=180°
その1 c<90のとき
その2 c>90のとき
cからBDへ垂線を下ろしその足をFとします。CFの延長線が直線ABと交わる点をEとします。
三角形BCEは二等辺三角形になっており よって 三角形CDEも二等辺三角形となっています。
角CDE=2×角BDC=2(180-(b+c+d))=2(180-a-(180-2d)-d)=2(d-a)
その1 B,A,Eの順に並んでいる時(cが90より小さいとき)
角BAC=180-(a+b+c)=180-a-a-(180-2d)=2(d-a)
角CDE=角BACとなるので 四角形ACDEは円に内接しています。
よって角ADB=角EDB-角EDA=(d-a)-角ECA=(d-a)-(90-a-c)
=c+d-90=180-2d+d-90=90-dとなります
その2 B,E,Aの順に並んでいる時(cが90より大きいとき)
角EAC=180-(a+b+c)=180-a-a-(180-2d)=2(d-a)
角CDE=角EACとなるので四角形ACDEは円に内接しています。
よって角ADB=角EDB+角EDA==(d-a)+角ECA=(d-a)+(c-(90-a))
= =c+d-90=180-2d+d-90=90-dとなります
別解 (リンデンさんの解答)
a=b かつ c+2d=180°のとき f=1/2c
三角形ABCの内心をEとします。角CAE=90-(a+1/2c)となっています。
また 三角形BCDにおいて 角BDC=180-(a+c+90-1/2c)=90-(a+1/2c)
よって角EAC=角EDCとなります
このことから 四角形AECDは円に内接していることがわかりますから
角ADE=角ACE すなわち f=1/2cであることがわかります