Langleyの問題

タイプ13

a=30 c=3b-90 d=90-b、のとき  f=2b-60  

補題


三角形ABCの辺BC上に点Dをとる。角BAD+角ACD=90度のとき
外心は直線AD上にある


補題の証明
 
外心をOとするADの延長と円の交点をEとする
中心角と円周角の関係より
角BOE=2×角BAD
角AOB=2×角ACB
辺々たすと 条件より 角AOE=180度
よって A,O,Eは同一直線上にあり
Oは 直線AD上にあることがわかる


証明
a=30 c=3b-90 d=90-b、のとき  f=2b-60

a=30 b=40 c=30 d=50のとき f=20   219番
a=30 b=50 c=60 d=40のとき f=40   233番



角DBC+角ACD=90度 より 補題からAC上に三角形ABCの外心が存在する

外心をOとすると
角DBO=絶対値(90-2b)  OがBDの上にある場合と下にある場合があるがどちらにしても
角OEB=角OBE=120-2b    一方 角BAC=240-4bより 角AOE=120-2b
よって 三角形OAEは二等辺三角形となり AO=AE   .....@

角EOD=2×角EBD=60度であるから三角形ODEは正三角形 よって OD=DE   ......A

三角形ADEと三角形ADOは@Aより合同
よって 角ADO=30度 
いずれの図も 角ADB=120-2b となる