Langleyの問題  36

a=10° b=20° c=50° d=50°  答20°

上の図のように正9角形を描き この内部に三角形ADEが正三角形になるように
点Aをとります。
正9角形の内角のひとつは 180-360/9=140°となっています。

CDに対する中心角は 360/9=40°
CDに対する円周角DCB=40/2=20° つまり b=20°であることが確認できます。

BCに対する中心角は 40×3=120°(CDに対する中心角3つ分)ですから 角OBC=(180-120)/2=30°
よって a=30-20=10°であることが確認できます。

三角形ADCはAD=CDの二等辺三角形で 角ADC=140-60=80であるから
d=(180-80)/2=50°になります。

CDに対する円周角BCD(鈍角BCDの方)はCD5つ分なので 20×5=100°
よってc=100-d=50°になります 

つまり上のようにつくった四角形ABCDは条件を満たしていることがわかります。
また逆に条件を満たす4角形は すべて相似ですからこの四角形について角を
もとめればよいことがわかります。

角BAD=(360-60)/2=150より 角ADB=180-150-10=20°となります